シロディールの辺境の薄汚れた港町続きを読む
カジートたち。
痩せこけたスクゥーマ中毒の男。
のしかかってくるような近い夜空。
遠い雷鳴。
カテゴリ:物語 > シークエンス
夢十夜 私たちは夢と同じもので出来ている
どこか遠い国の、屋敷の2階。続きを読む
無数の屍が転がり絨毯の上を夥しい血が流れている。
深傷を負った男のぶれる視界。
その中心に若い女と小さな子供の死骸がある。
焼け焦げた骸骨が、その視野の隅で、じっとそれらを見ている。
骸骨は女の声で喋る。
そこにいるその男には骸骨の姿は見えず、また、その声は聞こえない。
夢十夜 霧と灰
霧の立ちこめる沼のほとりに佇むふたつの影がある続きを読む
ひとつは疲れた男
ひとつは焼け焦げた骸骨
風景に色は無い。
枝のみの木々が、重たげな氷柱にその形をいびつにしながら、
黒く滲んだひび割れとなっている。
静寂。