国境を越えようとして漆黒の竜に襲われ重症を負ったシグルドは、帝国とストームクロークとの戦闘に巻き込まれ、虜囚の身となる。物々しい警戒態勢が引かれるヘルゲン。囚人を移送する馬車で乗り合わせたのは、反乱の首謀者、ウインドヘルムの首長、ウルフリック・ストームクロークであった。
テュリウス将軍の指揮の下、ウルフリックの処刑が執行されようとし、まさに内戦が終わりに向かう重要な局面を迎えたその時、突如として漆黒の竜が飛来する――。

夢をみた。
無数の目。
炎。血。指輪。
カジートの老剣士。
同胞団…?
――痛い。
ここはどこだ
…牢獄――
そうだ、国境を抜けようとして、ドラゴンに襲われて…
あれも夢だったのか…?
いや…
火傷。それに、肋もやられているな――
崖から落ち…そして戦闘に巻き込まれた。
――反乱軍。ストームクローク。

あのドラゴン――
俺を見た。
確かに……
・
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「囚人。外に出ろ。馬車に乗れ。」
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・

「目が覚めたか。
あんた、ひどい怪我だな。何をやらかしたんだ。
まあ、楽にしてろ。もうじき、ヘルゲンにつく」

(まさか、ストームクロークの首魁と乗り合わせることになろうとはな。
と、なると、ソリチュードに移送されることになるか?
いや――)

(…あれは…テュリウス将軍。
スカイリムの帝国軍の司令官は彼か。
サルモールまで。)



(なるほど。ストームクロークにウルフリックを奪還されるその危険は冒せないだろう。
と、なれば、ここで処刑を執り行う、か。)

・
・
・

「シグルド…? この者はリストに名前がありませんが…どうします?」
「リストなど関係ない。処刑しろ。」
「…はっ。……気の毒だが…」

(ウルフリックが処刑され、内戦が終わる……
サルモールは心中穏やかではないだろう。妨害が入らねば良いが…)
(――なんだ…? この声… ――声? )

「なんだ…? 今の音は…」

「馬鹿な… あれは、まさか…!!」
「ドラゴン!!」

















「逃げ延びたのは俺達だけか…
俺は帝国軍のハドバルだ。
とにかくここから脱出しよう」




「行ったか……
リバーウッドに親戚がいる。ひとまずそこに身を寄せよう。
ヘルゲンは壊滅だ。」




あんたがいないと、あのヘルゲンを脱出することはできなかった。
あんたは恩人だよ。傷が癒えるまで、ここでゆっくりしていってくれ。
あんたは恩人だよ。傷が癒えるまで、ここでゆっくりしていってくれ。

君が解放してくれなかったら、今頃は死者の列に加わっていただろう。
ご厚意はありがたいが、そういうわけにもいかない
ご厚意はありがたいが、そういうわけにもいかない

あんたのその剣術…帝国流だな。
それに、テュリウス将軍のことも知っているのか?
それに、テュリウス将軍のことも知っているのか?

――少しな。

ああ、いや、詮索するつもりはないさ。疲れただろう。
さあ、中に入ってくれ
さあ、中に入ってくれ
・
・
・


しかし、ウルフリックが処刑され、
内戦が終わろうとしたまさにそのとき、
ドラゴンが現れるなんてな……
そんな都合の良い話があるか?
奴らがドラゴンを味方につけているとなると、
これは大変な事態だぞ。
一刻も早くテュリウス将軍に合流しなくては
内戦が終わろうとしたまさにそのとき、
ドラゴンが現れるなんてな……
そんな都合の良い話があるか?
奴らがドラゴンを味方につけているとなると、
これは大変な事態だぞ。
一刻も早くテュリウス将軍に合流しなくては

まだストームクロークが使役していると断定はできないが。
だが、どうであるにせよドラゴンは脅威だ。
だが、どうであるにせよドラゴンは脅威だ。

ドラゴンか…おとぎ話のなかの存在だとおもっていたが…
ヘルゲンが壊滅したとなると、リヴァーウッドも安全とは言えないな。
バルグルーフ首長に救援を要請する必要があるが…
ヘルゲンが壊滅したとなると、リヴァーウッドも安全とは言えないな。
バルグルーフ首長に救援を要請する必要があるが…

明日、ホワイトランに向かう。好都合だ。首長に話してみよう。
ふん。このなりで話を聞いてもらえるかどうか、あやしいものだが
ふん。このなりで話を聞いてもらえるかどうか、あやしいものだが

それは有り難い!怪しまれないように手紙をしたためよう。
ここにあるものはなんでも好きにつかってもらっていい。
バルグルーフ首長はいいやつだ。用心しすぎな面はあるがな。
ここにあるものはなんでも好きにつかってもらっていい。
バルグルーフ首長はいいやつだ。用心しすぎな面はあるがな。

あんたの貢献は将軍に話して、かならず温情を賜るが、
それまでは一応脱走犯なんだから、目立たないように注意しろよ。
もっとも、リストにも名は無かったし、あの混乱の中、
あんたのことを覚えてるやつがいるとも思えないが…
果たして何人助かったのか…
それまでは一応脱走犯なんだから、目立たないように注意しろよ。
もっとも、リストにも名は無かったし、あの混乱の中、
あんたのことを覚えてるやつがいるとも思えないが…
果たして何人助かったのか…

あの少年が無事だといいがな

ああ… ハミングはすばしっこいやつだ。きっと無事に逃げているさ。
あんた、これからどうするんだ?
帝国軍はあんたみたいな戦士を求めている。
俺と一緒に来ないか?
あんた、これからどうするんだ?
帝国軍はあんたみたいな戦士を求めている。
俺と一緒に来ないか?

――そのうちな。まずはホワイトランだ。

そうだった。あんたの腕なら心配はないとおもうが、気をつけて。
ソリチュードで、あんたと会えるのを楽しみにしている。
ソリチュードで、あんたと会えるのを楽しみにしている。


ホワイトラン… 同胞団の本拠地、か……
【メモ】
…というわけで冒険の始まりです。
ドラゴンの襲撃を生き延びたシグルドは、ホワイトランを目指すことに。
今回の撮影は
Rudy ENB http://www.nexusmods.com/skyrim/mods/41482/
NPC美化は
GCE NPCs Replacer http://www.nexusmods.com/skyrim/mods/58536/
のお世話になっています。すばらしい!
SS中心の記録がわりに雑に更新していきます。
気が向いた時だけ台詞あり。
次回は『同胞団』! もう何度目かわかりませんが同胞団クエ、ぼちぼちいきます。



