アルドゥインは倒され、世界を深い夜に沈めようとした吸血鬼の王の野望もドーンガードにより阻止された。しかし、吸血鬼の跳梁は、新たなる動乱の幕開けに過ぎなかった。
これまでタムリエルでは見られなかった魔物が、各地で目撃されるようになったのだ。
そして、新種のドラゴンの姿までも。

「あの者たちはドヴであって、ドヴではない」
老パーサーナックスはシグルドにそう告げた。

未知の魔物を巡り、急遽、ドラゴンズリーチで、同胞団と、大学からの使者も交えて協議が行われ、ドラゴンボーンの名の下、調査・討伐チームが組織されることになった。

バルグルーフは、何世代か前に築かれ、今は廃墟となっている館を拠点として提供することを提案。
シルバーピークロッジと名づけられたその館に集った魔物退治の戦士たちは、後に“ロッジ”の戦士達と呼ばれることとなる――




2016y07m09d_131506695

世界のノドの中腹にある館。広大な敷地には、各種生産設備が整っている。

2016y03m02d_031058138

「かつてホワイトランに危機が訪れた際に、時の首長が人々の避難場所として築いたが、完成を見ずに危機は去り、立地の険しさもあってそのまま廃墟になっていた場所だ。集合場所としては悪くないだろう。いずれかの要塞を拠点とするのでは、現地の住人との間に問題も起きかねないし、政治的中立も保ち辛い。ここならば世界のノドの一部と考えれば都合が良い。バルグルーフはバランス感覚に優れた男だな。真のノルドにしては。」

2016y06m20d_124340719

2016y06m20d_124554974

2016y07m09d_131342829

大学からのアドバイザー、ロザリー。
その豊富な知識と判断力で、魔術的な事柄の分析と、大学との連携を担当。

2016y06m20d_124104511

2016y06m20d_124053470

錬金術担当クラリス。時々変わった触媒探しを頼んでくることも。

2016y06m20d_131354913

タムリエルの伝説に詳しいラビ。彼女の知識が未知の魔物の分析に役立てられている。
旅の剣士ジョンは豊富な経験を活かして、未踏の地の探索にも怯むことがない。

2016y06m20d_131400153

所属、種族関わりなく、ここでは皆がひとりの戦士として、協力してこの危機に立ち向かっている。





Silverpeak Lodge

設定メモ(Twitterより)


第三部ではモンスター増加を受けて、シルバーピークロッジに集まるようになった冒険者達が主人公。グランドサークルとかオーダーオブスカイリ ムとか、壮大な名前候補がたくさん挙がったのに、まとめ役のシグルドがそういうのが嫌いだから、単に「ロッジ」と呼ばれるように。

流れ者である冒険者が街を拠点にすることによる地元との軋轢を避けるのと、討伐依頼を集約することによって効率よく協力体制や戦力の配置、報酬の分配が行えるように、とか、シグルドはそういう組織を考えるのが得意。自分はジョルバスクルにいてあまりロッジには行かない。
シグルドが大きな看板を掲げるのを避けているのは、ドラゴンボーンが率いるひとつの「勢力」として認識されるようになると、既存勢力に対しての脅威とみな され面倒になるから。自分はあくまで同胞団の一員で、ロッジには魔物退治の為に腕自慢の冒険者が自由に集まっている、というのを強調している。

同胞団と同じく完全な政治的中立を掲げているし、成功報酬を払わない、とか、悪い子がいたら、闇の一党がやってきたり、メンバーもヴァンパイアがいたりウェアウルフがいたり、社会通念的にはクリーンではない。上下関係もなく、すごく自由な組織。

大学からは連携のためにロザリーちゃんが来てくれて、魔術的なことへのアドバイスをしてくれるとか、番人やらドーンガードやらも情報交換に立ち寄るとか、噂を聞いた冒険者や、依頼主がやってくるとか、物語広げるのがすごく楽に。


絶対これ、基本ルールの張り紙がしてある。
「政治的・宗教的発言を禁じる。酒場でやれ」
とか、
「整理整頓を心がけ、出したら片付ける」
とか、
「館の中で喧嘩しない」
とか、大学サークルみたいなやつがw