ホワイトラン ジョルバスクル

ダストマンの石塚攻略後。
同胞団入団の夜の宴の席。

登場人物:
シグルド / アエラ / ファルカス
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アエラ

 アエラ
これであなたも同胞団の一員ね。見かけよりはやるみたいね

シグルド

 シグルド
途中ヘマをして、どうなることかと思ったがね

アエラ

 アエラ
へえ? ファルカスは何も言ってなかったけれど

シグルド

 シグルド
彼はいいやつだ

アエラ

 アエラ
そして、みんながからかうほど、バカでもない。
彼が認めた、ということは、あなたは同胞団に相応しい人間、ということね

シグルド

 シグルド
信頼しているんだな

アエラ

 アエラ
信頼せずに、背中が任せられる?

シグルド

 シグルド
互いに、盾となり、剣となる、か。あるいは弓と矢。

アエラ

 アエラ
あなた、スカイリム出身じゃないわね。少し訛りがある

シグルド

 シグルド
ああ。シロディールの生まれだ。

アエラ

 アエラ
どうしてスカイリムに?

シグルド

 シグルド
同胞団の噂を聞いたから。
足を踏み入れた途端、ドラゴン騒ぎだからな。少々刺激が強すぎたが… 
まあ、退屈はせずに済みそうだ。
それに、ホワイトランは、いいところだ。

アエラ

 アエラ
当然よ。栄えある同胞団の本拠地ですもの。
ドラゴンだって恐れる必要はない

シグルド

 シグルド
さて、そう願いたいものだが

アエラ

 アエラ
あら。怖じ気づいたの?

シグルド

 シグルド
奴らがどれだけの力をもっているのか、伝説以上のことはわからない。
ヘルゲンには多くの兵士たちがいたが、一瞬で壊滅した。
必要な時に慎重であることを恐れてはならない。

アエラ

 アエラ
コドラクのじいさんみたいだったわよ、今

シグルド

 シグルド
それは光栄。

ファルカス

 ファルカス
なんだ、ふたりとも! 肩を寄せ合って内緒話か? 
俺にも祝わせろ、兄弟

アエラ

 アエラ
ちょっと。飲み過ぎじゃない?

ファルカス

 ファルカス
めでたい日だ。いいじゃないか。
アエラも一緒に来ていれば、俺の上機嫌の理由がわかったはずだが。
なあ? 良い戦い振りだった。

シグルド

 シグルド
あの罠には焦ったがね。世話になった

ファルカス

 ファルカス
俺も何度も救ってもらったさ。
しかし罠にかかったのが逆じゃなくてよかった。もし俺が引っかかっててみろ。
ヴィルカスになんて言われるか…

アエラ

 アエラ
罠?

ファルカス

 ファルカス
そうそう、聞いてくれ。実に厄介な遺跡でな―― ほら、杯が空だぞ

シグルド

 シグルド
おい、こぼれる

アエラ

 アエラ
もう!完全に酔っ払ってるわね!
・ ・ ・

アエラ

 アエラ
――大冒険だったわけね

シグルド

 シグルド
おい、ファルカス、床で寝たら風邪をひくぞ――
…俺も少し飲み過ぎたな…

アエラ

 アエラ
だらしない男たちね

シグルド

 シグルド
君が強すぎるんだ。もう瓶が空じゃないか

アエラ

 アエラ
まだ飲み足りない

シグルド

 シグルド
さすがは狩猟の女神……。
君は何故、同胞団に?

アエラ

 アエラ
 母は同胞団だった。祖母も。
一族の女は皆そうだったわ。
試練に挑戦できる年になるまで、父と一緒に森に住んでい てね。
森の中で、狩れるものは何でも狩った。良い訓練だったわ。
母は私の参加を待たずに死んだけど、
母やすべての盾の姉妹に敬意を払って戦うわ。
私は この血を誇りに思っている。

シグルド

 シグルド
……誇り高き狼の血。

アエラ

 アエラ
――。 
祝福よ。
……そうね、もしそれに相応しい力を証明したならば、あるいは貴方も

シグルド

 シグルド
俺の母はインペリアルだ。
ただでさえややこしい血なのに、その上狼の血まで入るとは、随分と賑やかだな

アエラ

 アエラ
父親はノルド? その血に苦労したってわけ?

シグルド

 シグルド
―― 俺の母親は、少々「神がかり」的なところがある娘だった。
彼女はある日突然行方をくらまし、しばらくして帰って来た時には身籠もっていた。生まれたのが俺 だ。
俺が幼い頃に話してくれたよ。俺のような金髪の、とても立派な人が、あなたのお父さん、彼はスカイリムからやってきた、とね。さて、それが彼女の 幻想の一部なのか、事実なのか、今となってはわからない

アエラ

 アエラ
そして、あなたは今こうしてスカイリムにいる。

シグルド

 シグルド
そう、導かれるように。

アエラ

 アエラ
父親の名は?

シグルド

 シグルド
さあな。 ただ、母は不思議な言葉を口にした。
聞いたことのない響きの言葉だった

アエラ

 アエラ
なんて?

シグルド

 シグルド
―― ドヴァキン。